I(アイ)メッセージ|中山町のピアノ教室

「Iメッセージ」というのがあります。

Iとは英語の“私”を意味する
アイです。
I am a boy の  I  です。

相手に伝えるときに
主語が「私(I)」で伝えます。

それに対するものが
youメッセージです。
主語が「あなた(you)」となっています。

「あなたは○○だ」というのがyouメッセージで
「私は○○と思う」というのがIメッセージです。

例えば、
「いつまでもダラダラしてないでピアノ弾きなさい」
これはyouメッセージです。

この様に実際の会話には省かれてますが、
言葉の中に
「(あなたは)いつまでもダラダラしてないで練習しなさい」
というように相手が主語で、
相手への(あなたは)が含まれています。

このようなメッセージをいくら相手に投げかけても、
相手は小言が過ぎ去るのを待つだけで
一向に事態は好転しません。

それをIメッセージで伝えると
「私はそろそろ練習をして欲しいと思う」
となります。

主語が自分(私は)になったので、
自分の気持ちを伝える声掛けになります。

youメッセージを投げかけられた子供は、
自分の行動を相手の希望通りに変えさせた
様に受けとってしまいます。

しかし、
Iメッセージの場合、
自分の行動が変わることが誰かの為になっている
と感じることができます。

これは叱る時だけでなく
褒めるときも同じです。

ついつい
「上手だね」や
「練習頑張ったね」
とyouメッセージを使ってしまいがちですが、

それを
「良い演奏を聞けた」や
「練習頑張ってくれて嬉しい」
とIメッセージで伝えることで、
よりその子の可能性が広がります。

結局、人は子どもと言えども
誰かの為になることで、
自分の存在価値を確認するものだと思います。

大人の理想通りになるべく
操作するのではなく、
子どもの自主的な向上を促す言葉が
溢れてもらえたらと思います。

当教室では現在生徒さんを募集しております。
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