なかなか難しそうな譜面ですね。
私は生徒にこういった
苦戦するであろうリズムの取り方を
教えるときにはコレを使っています。
『ボンゴ』です。
高いのもありますが、これは数千円です。
ボンゴを使うといっても
楽器としてちゃんと(?)は使いません。
要は“左右に分離した楽器”でしたらなんでもいいんです。
なので、カスタネット2つ(数百円)とか、
ヒザを叩かせる(タダ)でもいいのですが、
やはり“見た目”というは生徒のモチベーションに
ものすごく影響します。
カスタネットを出してきても
彼らのテンションは上がりません。
リズムが取れなくて
「モウヤダ!やりたくない!」とお怒りの生徒でも
ボンゴを出せば目が輝きます。
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実際の使い方は
・メトロノームに合わせて「右手だけ」「左手だけ」叩かせる。
・左手は4分音符で叩かせて、右手は譜面通りのリズムで叩かせる。
・左手は4分音符で叩かせたまま、右手はピアノで実際に弾く
・左手を8分音符(タタタタ・タタタタ)で叩かせて、
音があるところだけ強く叩かせる。
上記写真の右手の1小節目なら…
(タタタタ・タタタタ)
叩くというシンプルな方法でリズムの取り方を学ぶことによって
ピアノでもそれが出来るようになります。
さらにクレッシェンド、デクレッシェンドの練習にも使えます。
「だんだん大きくor小さく」というのは、
弾くよりも叩く方がイメージがつきやすいです。
私の教室は電子ドラムが置いてあるくらい、
「リズム」というのに重きをおいてレッスンをしています。
リズム感強化の引き出しも多数あるので
今後ちょくちょくご紹介していければと思います。
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